ねむりラボ通信

【レポート】世界各国の“寝床”を一気に体験!「どうにも眠くなる展覧会」に行ってきました。

2012年3月13日

先日お知らせした、「眠り」をテーマにしたユニークな展覧会「I’m so sleepy どうにも眠くなる展覧会。現在、世田谷区・三軒茶屋の世田谷文化生活情報センター「生活工房」に開催中とのことで、さっそくねむりラボスタッフが行ってきました。

今回は、さまざまな角度から“眠り”にアプローチした展覧会レポートをお送りします。

どうにも眠くなる展覧会:写真1

世田谷区・三軒茶屋のキャロットタワー3・4階で3月18日(日)まで開催しています。

心地よい音楽と空間の中、あらゆる角度から「眠り」がわかる展示

メイン会場に足を踏み入れると、洗練された展示が広がる空間と、心地よい音楽が出迎えてくれます。みじんも堅苦しさはなく、心が落ち着く印象です。

入ってすぐのエリアに広がっているのは、「一日の眠り」を表現したオブジェ。体温や眠気、睡眠段階の変化などが感覚的にわかるようになっていて、周囲には分かりやすい図解展示がなされています。

どうにも眠くなる展覧会:写真2

一日の生物時計モデル。それぞれのオブジェクトが体温や眠気、太陽などを表しています

エリアごとにそれぞれテーマがあり、「夢」のふしぎを探るエリアや、飛行機のパイロットなどさまざまな人が“眠り”についての質問に答えているエリア、眠りのリズムについて紹介するエリアなど、切り口は実に多彩です。

実際に寝ちゃってOK!世界各国の“ねどこ”が大集合

イベントスペースの奥に歩みを進めると、思わず笑みがこぼれてしまいます。そこに広がっているのは世界各国の“ねどこ”。スイスの干し草ベッドをはじめ、中国の竹製抱き枕、ケニアの木の枕、日本の蚊帳や陶器製の枕などがズラリ。

どうにも眠くなる展覧会:写真3

手前にあるのは、干し草の匂いが優しく身を包んでくれるスイスのベッド。「アルプスの少女ハイジ」気分に浸れました♪

しかも、靴を脱いで実際に寝ることができるとのこと!パンフレットにも「もしも寝ちゃっても起こしません(閉館までは…)」と気の利いたフレーズが書いてあります。

さっそくいろいろと“寝比べて”みましたところ、個人的な第一位は「ブラジルのハンモック」。ハンモックに乗る際にはちょっと怖い気もしましたが、ゆりかごのような寝心地がたまりませんでした。一見すると痛そうな木の枕も、高さやカーブが首の位置にフィットして、思ったほどのつらさはありません。みなさんも、ぜひ来場して実際に寝心地を確かめてみてくださいね。

「どうにもねむくなるカフェ」や「生きものたちの眠り」展も

他にも見どころ、楽しみどころは豊富です。土日にオープンしている「どうにもねむくなるカフェ」は、「ハーブティーすやすやブレンド」や「レタスとアサリのチャウダー」など、心地よく眠れそうなドリンクやフードだけでなく、目がぱっちりと覚めそうなメニューも揃っています。ズラリと並んだゆったり座れる椅子に腰かけて、思い思いのブレイクを楽しんでください。

どうにも眠くなる展覧会:写真4

イベント期間中、3階のギャラリーでは「生きものたちの眠り」展を開催しています。

一方、ギャラリーエリアでは「生きものたちの眠り」展を開催中。主役は動物たちです。動物たちの眠る様子が描かれた絵画に、木に登ったり、寝袋を作るなど、眠るための工夫の紹介文が添えられています。

なお、3月12日(月)には「ママのためのおやすみLIVE」が、最終日の3月18日(日)には「睡眠文化フォーラム“SLEEP SWITCH”」が開催されます。眠りを見つめ・感じ・考え・眠る展覧会に、みなさんもぜひ足を運んでみてはいかがですか?

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