ねむりのレシピ

布団に入ってゴロゴロするだけ!「簡単快眠運動」

2013年 6月 19日

布団に入ってもなかなか寝付けない。明日も早く起きなくてはいけないのに、気は焦るばかり——。

こんな夜が続いているなら、体の筋肉が緊張している可能性大。とくに一日中デスクワークをしている人は、筋肉が固まりやすいもの。体がこわばっていると、安眠はなかなか訪れてくれません。

そこで役立つのが、体の緊張をほぐす運動です。布団の中で簡単にできる「ゴロゴロ運動」を試してみましょう。

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①膝を立て、両腕を交差させて肩を抱きます。肩甲骨と肩甲骨の間を広げて、上から見たときの背中が丸いラインを描くようにします。

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②その状態でゆっくりと左右に転がります。背中全体を敷布団に触れさせるようなイメージでゴロゴロ。これを10往復繰り返します。

その後しばらく経つと、少しずつ眠気が訪れてくるはず。 この運動は、背中と布団との「接地面」を広げる働きがあります。固くなっている筋肉は布団と「点」で接しているのに対し、緩んだ筋肉は「面」で接するので、圧力を分散できます。それによって心地よい眠りが訪れ、疲れも取れやすくなるでしょう。

監修者プロフィール

小林邦之 パーソナルトレーナー 均整術師
小林邦之先生profile高校時代、モトクロスのレースで重症を負い、そのリハビリテーションとしてウェイトトレーニングを実践したのがトレーニングをはじめたきっかけとなる。その後アメリカでパーソナルフィットネストレーニングに出会い、たくさんの指導者からトレーニングの実践的な技法を習得し、姿勢保健均整専門学校(現・東都リハビリテーション学院)では身体均整術を学ぶ。1986年から、当時まだ日本ではなじみの薄かったパーソナルフィットネストレーナーとして活動を開始。身体の歪みを正す独自の手法を取り入れてトレーニングプログラムを設計し、現在横浜、東京を中心に個人や学校・企業などで指導・施術を行なう。パーソナルトレーナー歴27年(2013年現在)。

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