ねむりのレシピ

第3回 誕生!眠りのためのオリジナルアロマブレンド

2014年 8月 11日

今回は、深津さんがプロデュースしたオリジナルアロマのブレンドの秘密に迫ります。

-現代人にあった眠りのためのブレンドアロマとは?

深津:まずは、眠りに最適な香りとして「ラベンダー」「ローマンカモミール」「マジョラム」など、いずれも鎮静効果やリラックス効果が高い香りを選定しました。そこに、すっきりした印象をもつ香りや、多くの方に受け入れられやすい香りなどをさらにブレンドし、合計7種類のブレンドアロマとなりました。

 

-ラベンダーが、2種類入っているんですね?

深津:「ラベンダー」は、アロマセラピーの歴史の中でも、多くの効果効能を持ち、安全性も高いため、日本でも幅広く使われています。高い鎮静効果をもつ成分である「酢酸リナリル」が豊富に含まれているため、昔から安眠にもいいとされています。香りの印象としても、程よくさわやかで親しみやすいので、多くの人を魅了するのかもしれません。

もうひとつの「スパイクラベンダー」は、「ラベンダー」よりも「ユーカリ」などに入っている成分が多くなっているため、スーッとしたシャープな香りです。最初はすっきりとした印象ですが、残り香はしっかりと「ラベンダー」の香りです。

 

-スパイクラベンダーとは? どんな効果がありますか?

深津:「スパイクラベンダー」にこだわったのは、「頭が休まらなくて、眠れない」という現代の方に多い悩みにもこたえられるアロマにしたかったからです。

心身をリラックスさせる前に、1日中働いてヒートアップしている頭をすっきり、深呼吸させてあげる時間が必要です。リラックス前のリフレッシュをサポートする役割としていれているのが、この「スパイクラベンダー」や「ユーカリ」なんです。スイッチが徐々にはいっていくように、頭が休まって、それから体が休まっていく感じですね。

 

-ブレンドされている香りには、それぞれ意味があるんですね。

深津:それぞれの香りが役割を持って、この眠りの香りをつくりあげています。

「ユーカリ」は、空気を綺麗にしたり、呼吸を楽にする効果が期待できます。寝具や寝室内を清潔に保つことは、眠るための環境を整えためにも大切です。

「ベルガモット」は、柑橘系の香りですが、「ラベンダー」と同じ「酢酸リナリル」の成分を含み、リラックス効果が期待できます。気品のある香りですが、紅茶のアールグレーの香り付けにも使われているので、馴染みやすくより多くの方に受け入れられる香りを創り上げてくれています。

「マジョラム」は人の心をあたためてくれる効果が期待できます。大丈夫だよと不安を取り除き、前を向く力をくれるような香りです。

 SONY DSClavender 

 

 

 

 

 

香りの世界は、とても奥深いですね。お話を聞いているだけでも、眠りに誘われるようなやさしい気分になってきます。

さて、次回は最終回。

オムロンとアットアロマの限定コラボ企画についてご紹介していきます。

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