ねむりのレシピ

エアコンの使い方にコツあり!? 暖房器具の賢い活用法教えます

2014年 1月 20日

「冬はエアコンをガンガン使って、部屋を暖めないと眠れない!」……という寒がりの皆さん。
実は、暖房器具には知られざる落とし穴があります。使い方ひとつで、かえって寝不足を招く可能性があるのです。

さて、ここで問題です。冬場の寝室で、もっとも快眠できるエアコンの設定温度はどのくらいでしょう?

答えは……「16~19度」。そう、意外に低いのです。これ以上高い温度にすると、熱風が絶えず出続けることになり、肌の乾燥や喉の乾きを招きます。するとなかなか寝付けず、睡眠の質も下がってしまうでしょう。

冬のエアコンの使い方

寒さをしのぐには、部屋の温度を上げるより、湯たんぽやアンカ、電気毛布などを賢く使って布団の中を暖かくするほうが近道です。

でも、ここでも油断は禁物。熱を発するものを長時間皮膚と接触させると「低温やけど」の原因に。ヒリヒリ痛んだり、ひどいときは水ぶくれになったりと、厄介な症状を引き起こします。

50℃のものなら3分、44℃の「ぬるい」ものでも6~10時間当て続けるとやけどを起こします。

また、電気毛布のように、全身に熱を加えるものは乾燥やかゆみの原因になることも。しかも、眠る前に必要な「体の末端(手のひらや足の裏など)からの放熱」も起こりにくくなります 。

そこで、「寝る30分前に電気毛布の電源をつけ、布団に入ると同時にOFFにする」方法をとりましょう。これでかゆみが軽減したケースも多くあります。アンカも同じく、この方法なら低温やけどの心配はありません。湯たんぽは、布団に入った段階で、直接体に触れない位置に動かせばOKです。

ちなみに、ここで意外に役立つのが「布団乾燥機」。敷き布団と掛け布団の間に大きな袋を入れて熱風を送り込んで湿気を飛ばすこの道具、寒さ対策グッズとしてもスグレモノなのです。

寝る30分前にスイッチオン、就寝と同時にストップさせれば、布団の中は余熱でホカホカ。ヤケドや乾燥しすぎの心配もなく、心地よい暖かさの中で安眠できます。

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