ねむりのレシピ

メンテするなら、「布団干し」より「枕干し」!

2013年 11月 18日

布団干しには、なにかと面倒なイメージがつきもの。なかでも敷き布団を干す作業は、忙しい人には大きな負担です。
でも実は「敷布団を外に干す必要はそれほど高くはない」ということをご存知ですか?

それは、睡眠中の汗のかきかたに理由があります。人は一晩に、およそコップ一杯分の汗をかきます。
その汗は主に頭から出るもの。ですから敷布団より、頭を支える「枕」のほうが優先順位が高いのです。

枕のケア

「布団干しの時間がない」と悩む方は、「枕だけ、数日に一回干す」習慣をつけるのがおすすめ。これならカンタンで、かつ効果的に湿気対策ができるはず!

「でも、布団をまったく干さないわけにはいかないし、やっぱりそのたび面倒……」と思う方には、さらなる朗報が。
布団は「どうしても外に干さないとダメ」なものではありません。なぜなら、掛け布団や敷布団に使われる羽毛やウレタン系素材は、天日に干すと劣化する性質があるからです。

わざわざベランダに運んだりせず、朝の一時間、壁に立てかけて、窓を開けて風を当てる――これだけで十分。外に干すにしても、陰干しのほうがベターです。これなら作業も楽チン、寝心地も上々、布団も長持ちと「一石三鳥」です。

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