ねむりのレシピ

一日働いた足をケアする「足裏乾布摩擦」で寝付きスムーズ!

2013年 10月 28日

スムーズにねむりに入るには、深部体温(体内の中心部分の温度)を下げる必要があります。
そして深部体温を下げるには、体の中にこもった熱を上手に「放出」しなくてはなりません。

このときの熱の出口は、主に体の末端――手のひらや足の裏です。
ところが、日中に革靴やハイヒールで足をしめつけていると、どうしても足裏がこわばりがち。
すると血行が悪くなり、熱の放出もうまくいかず、「眠れない……」ということになってしまいます。

そんなときは、足の裏をタオルで乾布摩擦しましょう。

足裏の乾布摩擦

①足を伸ばして座る。
②タオルの両端を持って、土踏まずに当てる。
③両手を交互に手前に引いてこする。20往復、両足行う。

こすりはじめるとすぐに、足がポカポカしてきます。1分程度で効率的に熱を放出できて、簡単に安眠モードへと移れます。
体全体の緊張を取る効果も大。足を伸ばした状態で行なうので、自然と膝裏のストレッチができて一石二鳥です。

なお休日の前の晩など、時間があるときは「足の指の間」の摩擦にもトライしてみましょう。
ヒールの中で縮こまっていた足の指をしっかり開くことができるので、リラックス効果はさらにアップします。

監修者プロフィール

小林邦之 パーソナルトレーナー 均整術師
小林邦之先生profile高校時代、モトクロスのレースで重症を負い、そのリハビリテーションとしてウェイトトレーニングを実践したのがトレーニングをはじめたきっかけとなる。その後アメリカでパーソナルフィットネストレーニングに出会い、たくさんの指導者からトレーニングの実践的な技法を習得し、姿勢保健均整専門学校(現・東都リハビリテーション学院)では身体均整術を学ぶ。1986年から、当時まだ日本ではなじみの薄かったパーソナルフィットネストレーナーとして活動を開始。身体の歪みを正す独自の手法を取り入れてトレーニングプログラムを設計し、現在横浜、東京を中心に個人や学校・企業などで指導・施術を行なう。パーソナルトレーナー歴27年(2013年現在)。

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