ねむりのレシピ

「90分の倍数で寝ると良い」はウソ!?ホント!?

2015年 10月 13日

「睡眠時間を90分の倍数にするとよい」という説がありますね。
この説、実は「まったくとらわれる必要ナシ!」なのです。
その理由をご説明しましょう。

この説のモトになったのは、「ノンレム睡眠とレム睡眠」のメカニズム。(→詳しくはこちら
交互に訪れる二つのうち、レム睡眠は覚醒しやすいのが特徴。

そして、ノンレム睡眠とレム睡眠のワンセットは90分。
だから90分の区切りで起きると目覚めやすいはず……というわけです。

しかし実際のところ、「ワンセット90分」は、あくまで平均値。
80分サイクルで眠る人もいれば、110分の人もいるのです。

また、一晩の間のノンレム睡眠とレム睡眠の割合も一定ではありません。
明け方に近づくほどレム睡眠の時間が多くなります。

sleeping_hours

もし80分サイクルの人が無理をして、「きっかり6時間=360分寝たから、
まだ眠いけど起きなくちゃ」と無理やりベッドから出たり、
110分サイクルの人が、深夜に眠くなったときでも
「7時間半=450分になるよう、もうちょっと起きてなきゃ」などと
思っているとしたら、とてもストレスフルですね。

「~しなきゃ」という思いは、快眠の大敵です。
90分の枠にとらわれて、ねむりの質も下げるなんてナンセンス!

まずは、「どんな区切りで起きたっていい!」と、気楽に考えましょう。
その中で、自分の起きやすいタイミングを見つけていくのが一番です。

 

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