みんなのねむり調査 [睡眠計体験レポート]

【睡眠計体験レポート】大事な会議、飲み会…昼間の行動が睡眠に及ぼす影響とは?

2012年5月1日

眠りを“見える化”する睡眠計体験レポート、2回目となる今回は、電器メーカーの営業マンの佐藤さん(41歳・男性)に、3日間連続して「オムロン 睡眠計 HSL-101」を使ってもらいました。昼間の行動が、夜の睡眠にどのような影響を及ぼしているか、さっそくご覧いただきましょう。

第1回レポートはこちら

日中の過ごし方によって、睡眠の質が変わってくる

【1日目(土曜日)】

1日目データ

※上のグラフは、実際にHSL‐101を使った表示イメージとは異なります。

「この日は週明けの会議の資料作成のために、1時まで起きていました。目が覚めたのは朝5時。もうちょっと寝たかったんですけど…」と語る佐藤さん。総睡眠時間は3時間19分。眠っている間に目覚めてはいないものの、やはり夜遅くまでPCに向かって作業していたせいなのか、ぐっすり睡眠時間(10分間以上連続して体動のない睡眠時間)と呼ばれる青いゾーンも途切れてしまっています。

【2日目(日曜日)】

2日目データ

※上のグラフは、実際にHSL‐101を使った表示イメージとは異なります。

そして日曜日。本来ならゆっくりと過ごしたいところですが「1週間後に、社内の試験を控えているんです。なので、この日は朝から試験のための勉強をしていました」とのこと。ただ、前日の睡眠時間が極端に少なかったためか、「眠くて集中力が続かなかった」そうです。それでも夜遅くまで勉強し、ベッドに入ったのは午前1時。起床はいつもどおりの6時半過ぎ。グラフをみると、睡眠が長い分、ぐっすり睡眠時間の量は増えました。しかし、相変わらず途切れてしまっています。無意識のうちにプレッシャーを感じていたのかもしれません。

【3日目(月曜日)】

3日目データ

※上のグラフは、実際にHSL‐101を使った表示イメージとは異なります。

土日も資料作成や試験勉強に追われていた佐藤さん。「そのウサを晴らすというわけではありませんが、この日は飲みに行きました。飲んで帰宅してそのままお風呂に入り、すぐに寝たんですが、午前3時頃に目が覚めた気がしましたね。朝はいつもより少し遅めの7時半に起きました」とのことです。グラフをみると、就床が午前0時半で、起床が午前7時半。この3日間の中では一番長く寝ているようにみえますが、やはりご本人の感覚どおり、3時から4時にかけてのぐっすりレベルが悪く、どうやら2回ほど目覚めてしまっていました。睡眠時間に対してぐっすり睡眠時間が占める割合が少なく見えるのは、アルコールの影響かも知れません。

眠りを改善すると、生活全体の改善につながる

3日間の測定によって、日中の行動が眠りに影響を及ぼしていることがつぶさにわかりました。佐藤さんいわく「なんとなく途中で目が覚める感覚はありましたけど、普段は気にもとめていませんでした。グラフで具体的に見ることによって、やっぱり睡眠の質を改善しなければと痛感しましたね。いいきっかけになりました」とのこと。

睡眠を“見える化”することで漠然と感じていたことが事実として浮き彫りになり、「なんとかしなきゃ」という意識が芽生えます。良い眠りのために、まずは生活習慣の見直しなど、できることから少しずつ取り組んでみようと思うきっかけになるというわけですね。

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