ねむりのはなし [ねむりと上手に付き合う]

【季節とねむり】夏に備えて睡眠環境を整備!緑のカーテン活用術!

2012年5月10日

睡眠リズムを保って連休ボケ対策

新生活でせっかく早起き習慣が身についたのに、5月の大型連休を境に不規則な生活に逆戻り…なんてことがよくあります。たしかに連休を家で過ごすと、普段の疲れを回復しようと寝坊しがち。

とはいえ、連休ボケしないためにも、できるだけ平日と同じ時刻に起きるように心がけたいもの。休日と平日の起床時間の誤差はせめて2時間以内に。少なくとも、休みが終わる数日前からは、普段のリズムに戻るように少しずつ調整しましょう。睡眠リズムを保つことで、スッキリした気分で連休明けを迎えることができます。

エコ&節電な「緑のカーテン」で熱帯夜も快眠

春から初夏にかけては、さわやかな気候を利用して布団を干したり、寝具や寝室環境を見直すのにもいい季節。暑さで寝苦しくなる前に、快眠のための環境を整えましょう。特に節電やエコロジーが求められる昨今では、クーラーなどの対処策でなく、部屋を暑くしない根本的な工夫がほしいところ。そんな中で注目されているのが、家の壁面や屋根を緑化することで部屋を涼しく保つ方法。その一つが、キュウリやゴーヤなどの“つる性”の植物でつくる「緑のカーテン」です。

greencurtain

目にも涼しい「緑のカーテン」のつくり方

「緑のカーテン」とは、“つる性”の植物で窓の外側を覆い、葉の蒸散効果とその気化熱で周囲の温度を下げることで、室内が暑くなるのを防ぐ方法。夏の強い日差しも遮ってくれるので、「緑のカーテン」がある部屋は、通常の部屋より約1℃~4℃ほど室温が下がると報告されていて、同じ場所にすだれなどをかけるよりも効果があると言われています。

育てる植物は、朝顔やゴーヤ、へちま、キュウリなどの“つる性”の植物であれば何でも大丈夫。寝室の窓の外側に配置して“つる”がカーテン状に伸びるように育てましょう。プランターで育てる場合、浅いものだと水分が足りなくなって乾燥しやすいので、深めのプランターを選ぶのがおすすめ。土が乾いていたら水をたっぷりやるのも忘れずに。

「緑のカーテン」を長く保つには?

ここ数年、残暑が厳しい年がつづいています。“つる性”の植物は、種類によっては早めに枯れてしまうものもあるので、生育時期の特徴をみていくつか違う種類を植えておくと、長期間「緑のカーテン」が保てるようです。例えば、ゴーヤやキュウリは9月には枯れてしまいますが、琉球朝顔などは残暑の時期でも枯れずにいるようです。こうした「緑」のパワーを暮らしの新しい彩りとして取り入れれば、熱帯夜でも過度な冷房に頼ることなく健康的に眠れそうですね。

眠りは、寝室環境だけではなく体内時計や入眠前の準備など様々な要素によってつくられるものですが、高温多湿な夏は一年で一番眠りづらい季節。重点的に寝具や寝室環境に気を配りたい時期です。ご紹介した「緑のカーテン」などのアイデアを取り入れて寝室内外の環境を整えることで、夏を快適なねむりで乗り切りましょう。次回は快眠に役立つ、寝具の具体的なメンテナンス法についてお話しします。

【コラム執筆】

鍛治 恵(睡眠改善インストラクター・NPO法人 睡眠文化研究会)
NPO法人 睡眠文化研究会 http://sleepculture.net/

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