ねむりのはなし [ねむりとキレイの秘密を探る]

寝つきをよくするには片鼻で呼吸?ねむりとキレイの秘密を探るイベントレポート

2012年12月11日

NPO法人日本ホリスティックビューティ協会とねむりラボが快眠セラピストの三橋美穂さんをゲストに迎え、「ねむりとキレイの秘密」を伝えるイベントを開催しました。協会理事の岸紅子さんによる司会のもと、ねむりのメカニズムやキレイになるためのねむり方をわかりやすく解説。その詳しい内容をレポートいたします。

美肌を生み出すねむりのメカニズムとは?

美肌作りのためには睡眠がとても重要。では睡眠中、どのように美肌が生み出されるのか? そのメカニズムを三橋美穂さんが解説してくれました。

快眠セラピストの三橋美穂さん

「ねむりには、浅いねむりのレム睡眠と、深いねむりのノンレム睡眠があります。さらにノンレム睡眠は深さによって1~4段階に分かれるのですが、この中の3~4段階の眠りが“徐派睡眠”と言われ、もっとも重視されています。“徐派睡眠”がしっかり取れると成長ホルモンの分泌が活発化し、美肌を生み出すことができるからです。ところが近年は不規則な生活やストレスから体内時計が狂って、この“徐派睡眠”がうまくとれない人が増えているのです」

岸紅子さんは、よい眠りと関係の深いホルモンについても補足説明してくれました。

「ぐっすり眠るにはメラトニンというホルモンの分泌が必要。これは昼間たっぷり光を浴びると、夜になってきちんと分泌され、質のよい睡眠に誘ってくれるんです。また朝は起きたら太陽の光をしっかり浴びるようにしてください。セロトニンといって、メラトニンの分泌を促進するホルモンが分泌されますから。ちなみにセロトニンは、腸でも分泌されています。だから腸をきれいな状態に保っておくことは、ねむりにとっても大切なことなんですよ」

自分のねむりトラブルと、その対策法を知ろう

イベントでは来場者たちのねむりトラブルをチェックし、それぞれの解決法が三橋さんと岸さんから伝授されました。その一部を簡単にご紹介します。

三橋さんとNPO法人日本ホリスティックビューティ協会理事の岸紅子さんのトークセッション中。

 

◆なかなか起きられない

朝日を浴びないと、なかなか起きられないものです。カーテンを10センチくらい開けておくなど、朝日が入る環境にしておきましょう。

◆体が冷えてねむれない

はら巻きとレッグウォーマーがおすすめです。また、パイル地のパジャマは摩擦で動きにくく血行を妨げることもあるので、パジャマは薄手の動きやすい生地を選んでください。

◆寝つきが悪い

緊張しているとなかなかねむれません。片鼻呼吸をしたとき、左鼻が詰まっているなら、交感神経が優位になっている証拠。その場合は、右鼻と左鼻を交互におさえてしばらく呼吸をし、両鼻のバランスが整うようにするといいでしょう。

◆ねむりが浅い、何度も目が覚める

副交感神経を優位にするには、目のまわり、首、腰の仙骨などを温めると効果的です。ただし、布団に入っても考えごとをしてねむれないという人は、頭を冷やすのがおすすめ。おでこ、または後頭部を冷やすと、脳の温度が下がってリラックスできます。

◆いびき、歯ぎしり

舌の筋肉や口のまわりの筋肉が弱い人は、いびきや噛みしめが起こりやすくなります。口を閉じたまま、歯の表面を撫でるように舌を一周させてください。これを左右交互に10回もやると、かなり鍛えられます。

現代人の不眠と大きく関わっている、“体内時計”の乱れって?

来場者には、自分の起床時刻や就床時刻のリズム、寝つきにかかった時間などを知ることができるオムロン ねむり時計HSL-001がプレゼントされました。そこで三橋さんから、ねむりのサイクルに大きく関わる“体内時計”についての説明もありました。

「人の体内時計は、実は25時間リズムになっているんです。それを24時間リズムに整えてくれるのが、太陽の光。でもパソコンや携帯画面から発せられるブルーライトを見ると、脳がこれを太陽の光だと勘違いして体内時計を狂わせてしまいます。寝る前にできるだけパソコンや携帯を見ないようにしましょう。良質な睡眠は、体内時計の狂いをできるだけ小さくすることで得られますから」

「自分のねむりを知るだけでなく、同時に基礎体温やその日の体調なども記録すると、自分がどういうときに気持ちよく寝られて、どういうときは寝つきにくいのか、といったことも見えてきます。そこからねむりトラブルの解決策も見えてくるはず。寝るということについて、是非もっと積極的になってください」と岸さん。継続的に記録をして自分のねむりを知ることで、自分にあったねむりの処方箋が見えてきそうです。

来場者には、ねむり時間計HSL-001の他、朝トラブルと夜トラブルに効く特製のハーブティーがプレゼントされ、明日から早速測定を始めたいとの声も聞こえました。日常からコツコツと始められる工夫をたくさん教わったこのイベント。まずはできるところから始めたいですね。

トークセッションの後半では、ねむり時間計デザイナーのオムロンヘルスケア・フェイランさんも登場。体内時計の秘密に迫り、ねむり時間計の使い方について教えてくれました。

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