ねむりラボ通信

眠りに配慮した生活空間?モデルルームをレポートします

2013年3月23日

家族の心地よい眠りを創るコンセプトで眠りに配慮した生活空間を提案したマンションのモデルルームを取材してきました。今回は、マンションに取り入れられたねむりの工夫を、睡眠改善インストラクターの鍛治さんの解説を交えながらレポートします。

快眠をコンセプトに開発されたのは、名古屋市内から車で約1時間、愛知県刈谷市に建設された「エルグランデ泉田の杜WEST」。徒歩圏内に神社や運動公園、川沿いの緑地などがある、緑豊かな環境が特徴です。この立地だと、日中の光をたっぷり浴びて子供がのびのび遊べそうですね。

「快眠の要素のひとつに”日中の活動をしっかり行う”というものがあります。ここで日光を浴びて遊ぶことで、体内時計が正常に働き、夜になるとぐっすり眠れそうですね(鍛治さん)」

気になるお部屋の中を紹介

南向きの広いリビングは昼間の陽光が差し込んできて、気持ちがよいですね。ちょうどこの場所にダイニングテーブルを置く事ができます。

「こちらで朝ご飯を食べることで、日光によって目が覚め、体内時計がリセットされます。気持ちよい朝にはぴったりのリビングですね。(鍛治さん)」

リビングの奥には、和室のスペースがありました。ここは昼寝のために設計されたスペースのようです。朝、スッキリ目覚めたとしても、午後1時から3時頃にかけて眠気がやってくるのは体の自然な反応。休日に、ここでゆっくりお昼寝をすると気持ち良さそうです。

「休日に寝だめをして平日よりもゆっくり起きるより、平日との起床時刻の差を2時間以内にとどめて、眠くなったら昼寝するほうが体内時計にはいいんです。(鍛治さん)」この間取りはそうした生活を目指して作られているんですね。

バスルームや廊下に隠されたねむりの秘密

バスルームでは、手元で照明が細かく調節できるようになっています。寝る前にお風呂に入ると、明るすぎる浴室の照明に目が覚めてしまうことはありませんか?この照明を調節することによって、眠気を保ったままリラックスしたバスタイムが楽しめますね。

bathroom

右のスイッチ操作で、左の照明の照度が変わっていきます

廊下やトイレにも照明の工夫がされていました。人が通るとそれを感知して、スイッチが入る足下灯です。夜、トイレに起きたときに、明かりをつけて目が冴えてしまわないよう、最小限の光で歩くための工夫です。

この他にも、全戸に睡眠計、ねむり時間計、血圧計、対組成計が設置されており、様々な角度から健康を記録し管理することができます。日々の活動や、睡眠を意識して健康的な生活をデザインできる環境が整っているんですね。

「睡眠の量や質は、日中の活動量、体力、血圧など様々な指標と結びついています。快眠できる生活を実践していくうちに、そうした体の様々なデータにも変化が現れると思いますよ(鍛治さん)」

間取りや照明設備など住環境の面から快眠を考えたこのマンション。家族全員で健康づくりをするのにはもってこいです。

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